ハートガードプラスは、月に1回の投与で犬のフィラリア症を予防するとともに、一部の消化管内寄生虫の駆除・寄生のコントロールにも対応するお薬です。適切な製品を選ぶには、価格だけでなく、愛犬の体重、現在行っている寄生虫対策、毎月の投与習慣も確認することが大切です。
この購入ガイドでは、ハートガードプラスが対応する寄生虫、製品の比較方法、カートに入れる前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
ハートガードプラスはどの寄生虫に対応している?
ハートガードプラスは、イベルメクチンとピランテルを含む、犬用のビーフ風味のチュアブル製剤です。フィラリア症を予防し、製品表示に記載された一部の回虫・鉤虫を駆除して、寄生をコントロールします。
フィラリア予防薬は、薬が作用する発育段階の幼虫を、成虫になる前に駆除することで効果を発揮します。すでに寄生しているフィラリア成虫を駆除する治療薬ではないため、予防薬の投与を始めるだけで、必要な検査の代わりになるわけではありません。
- フィラリア:製品表示に従って使用することで、月に1回の予防ができます。
- 回虫・鉤虫:パッケージに記載された種類の駆除・寄生のコントロールに対応します。
- ノミ・マダニ:ハートガードプラスの対象ではありません。
- その他の消化管内寄生虫:条虫や鞭虫にも効果があるとは考えないでください。
複数の寄生虫に備えたい場合は、ほかの製品を購入する前に、愛犬が現在使用している寄生虫対策薬を書き出しておきましょう。1粒ですべての寄生虫に対応できると思い込まず、必要な対策の確認リストと照らし合わせながら、ハートガードプラスの商品一覧をご覧ください。
愛犬に合ったハートガードプラスの選び方
製品選びの基本は、愛犬の現在の体重に合ったものを選ぶことです。体重区分が異なる製品を代わりに使うことはできません。また、見た目や犬種の大きさだけで選ぶのも適切ではありません。
最近正確に測った体重をもとに、商品ページとパッケージに記載された対象体重を確認してください。成長期の子犬や体重が変わった犬は、次回の購入前にもう一度確認しましょう。
- 対象動物を確認:犬用と表示された製品を選びましょう。
- 使用条件を確認:使用可能な最低月齢、使用上の注意、その他の適否に関する情報を読みましょう。
- 体重区分を合わせる:価格が安いという理由だけで、実際の体重より小さい犬向けの製品を選ばないでください。
- 内容量を比較:箱の価格だけでなく、チュアブルの個数も確認しましょう。
- 使用中の薬を確認:フィラリア予防薬や駆虫成分が、意図せず重複しないようにしましょう。
別の体重区分に合わせるために、自己判断でチュアブルを分割しないでください。投与方法や保管方法を含め、購入した製品の説明に従って使用しましょう。
便利なひと工夫:愛犬の最新の体重と、現在使用している寄生虫対策薬の名前をすべてスマートフォンにメモしておきましょう。次回の注文がスムーズになり、対策の重複にも気づきやすくなります。
ハートガードプラスの特徴:メリットと注意点
ハートガードプラスの大きな魅力は、フィラリア予防と一部の消化管内寄生虫対策を、わかりやすい形で組み合わせていることです。また、食べやすさには個体差がありますが、錠剤を飲ませるのが難しい犬には、チュアブルという形状が合う場合もあります。
製品を適切に評価するには、愛犬に実際に必要な寄生虫対策と照らし合わせることが大切です。使いやすさは利点ですが、あらゆる寄生虫に対応していることとは別だと考えましょう。
使いやすいポイントは?
- 月に1回の投与:毎月決まった日を設定すれば、投与日を管理しやすくなります。
- チュアブルタイプ:一般的な錠剤を飲み込ませる方法に代わる、便利な選択肢になる場合があります。
- 複数の寄生虫に対応:フィラリア予防に加え、指定された回虫・鉤虫の駆除・寄生のコントロールに対応します。
- 体重別の製品:体重区分が明確なので、製品選びの目安になります。
購入前に知っておきたい注意点は?
ノミ・マダニ対策や、それ以外に必要な寄生虫対策は、別途検討する必要があります。また、食物に過敏な犬、薬で体調を崩したことがある犬、持病のある犬は、使用開始前に、その犬に適しているか個別に確認する必要があります。
すべての犬に適した寄生虫駆除・予防薬はなく、副作用が起こる可能性もあります。添付の安全性に関する情報を読み、投与後に愛犬の体調が悪くなった場合は、速やかに獣医師に相談してください。
毎月忘れずに投与するための習慣づくり
適切な製品を購入しても、継続して使用しなければ十分に役立ちません。毎月繰り返す通知を設定し、投与したらすぐに記録しましょう。複数の人でお世話を分担している場合は、特に大切です。
チュアブルの与え方は製品表示に従い、全量を食べたことを見届けてください。多頭飼育の場合は、取り違えたり、ほかの犬の分を食べたりしないよう、それぞれの犬に合った製品を1頭ずつ分けて与えましょう。
- チュアブルは元の包装に入れたまま、記載された保管条件に従って保管しましょう。
- ペットや子どもの手が届かない場所で、安全に保管しましょう。
- 次の投与予定日前に、残りの数を確認しましょう。
- 投与忘れ、吐き出し、嘔吐があった場合は記録し、どの程度吸収されたかを自己判断しないでください。
投与を忘れた場合や、チュアブルを食べたかどうかわからない場合は、その製品に応じた対応について、速やかに獣医師に確認してください。2回分をまとめて与えたり、自己判断で投与間隔を調整したりしないでください。
購入前の確認リスト
愛犬に適していることを最優先にしながら、月に1回与えるチュアブル1個当たりの価格で、お得さを比較しましょう。大容量のパックは割安になる場合がありますが、対象体重が引き続き適切で、使用期限内に使い切れることが条件です。
再購入の場合は、注文前に商品説明と手元の箱の表示を照らし合わせてください。パッケージのデザインは変わることがあるため、色だけではなく、製品名、有効成分、体重区分、内容量で確認しましょう。
- 愛犬の現在の体重と月齢・年齢に適した製品ですか?
- 投与を開始・再開する前に、適切なフィラリア検査について確認しましたか?
- どの寄生虫に対応し、どの寄生虫には対応しないかを理解していますか?
- 現在使用している寄生虫対策薬との重複がないか確認しましたか?
- 内容量は予算や購入の頻度に合っていますか?
これらの点が確認できたら、販売されているハートガードプラスの各種パックを比較しましょう。まず適切な体重区分を選び、そのうえで内容量と価格を検討してください。
よくある質問
ハートガードプラスはノミやマダニにも効果がありますか?
いいえ、ハートガードプラスはノミやマダニの予防・駆除には対応していません。対象は、製品表示に記載されたフィラリア症の予防と、一部の回虫・鉤虫の駆除・寄生のコントロールです。
投与を始める前に、フィラリア検査は必要ですか?
予防を始める前には、年齢やこれまでの予防歴に応じた検査を行い、すでにフィラリアに感染していないか確認する必要があります。毎月欠かさず予防薬を使用している場合でも、継続的な検査は大切です。
飼っている犬全員に、同じパックの製品を与えてもよいですか?
すべての犬が、そのパックに表示された対象体重と、その他の使用条件を満たしている場合に限ります。最も大きい犬や小さい犬だけを基準に1種類を選ぶのではなく、1頭ずつ確認してください。
アトランティックペットプロダクツのハートガードプラスの商品一覧から、愛犬に合った製品をお探しください。使用してよいか、検査が必要か、ほかの寄生虫対策薬と併用できるか迷う場合は、投与を始める前に獣医師に相談しましょう。
